【書評】「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!の内容と感想!

 

2018年5月現在、Kindle本ランキング1位の『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』

kindle unlimitedでダウンロードできるので、ちょっと読んでみました。

為になる部分もあれば、ちょっと何言ってるのか分からない、理解し辛い箇所もあります。




「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!

 

「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!では、タイトル通り脳内のゴミを捨てる方法を説いています。

ここで言うゴミとは、ゴールに関係ない感情をいいます。

ありもしない不安、自分の為の幸福感もゴミです。

ゴミを捨てる方法は色々あります。

 

  • 「~しなければいけないhave to」をやめ、「~したいwant to」を追求する
  • やりたくない事はやらない(仕事や嫌ならやめていい。今の日本では仕事が無くても餓死しない)
  • 他人のモノサシで生きるのを辞める
  • ポジティブな自己対話をする

 

これらの事を、エフィカシー、ゲシュタルト、スコトーマといったカタカナ語を使いながら説明しています。

本書はkindleで134 ページありますが、後半は前半部分をちょっと詳しく説明しているだけなので、時間が無い方は前半部だけ読んでもいいかと思います。

 

感想

 

本を読むときは常に疑いながら読む私です。なるべく客観的に著者の意図をくみ取る様にしています。

 

本書では著者がよく「仕事が嫌ならやめていい」と言います。

食えなくなるって?今の日本で食えなくなることなんてないよ、と。

 

そこが私は引っかかりました。

恐怖を打ち消すには、実際にその恐怖が訪れる可能性や、そうなってしまったことを想像すればいいという意味があるのですが、中々極端な考えに感じました。

 

著者の言葉は聞き心地がいいものです。

自分を肯定しないと力は発揮できない。やらねばならぬ事を我慢してやっているからモヤモヤするんだ、など。

読んでいて勇気が湧く言葉が多いです。

しかし本書には科学的な根拠がありません。レビューでは科学的!との言葉がありましたが、科学的ではありません。論理的であるだけです。

 

なので著者の言葉はもっともらしく聞こえます。

仕事をやめろ、したいことをやれ、やりたくないことはやるな。

それができたらどんなにいいでしょう。

もちろんやりたいことだけ出来ればいいですよ。でも現実はそうじゃない。悩んでしまう。その悩みがゴミなんでしょうけど、このゴミは簡単に捨てられるものじゃない。

だから厄介なんです。

 

本書は面白いですし、読みやすい自己啓発本です。為になる部分も多いです。しかしその為になることの本質は、他の本でも良く語られています。

カタカナ語のせいで初見のようには感じないかもしれませんが。

「「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!」のおかげで勇気や元気を貰える人もいるでしょうが、実際に行動できる人は少ないでしょう。

読んでゴミを捨てた気になる人は多いでしょうけどね。

 

エンタメ本として読んだら、まあ面白い本です。

 

「「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!」が気になる方はぜひ読んでみてください。私の意見は少数派だと思います(;’∀’)

自分には合わないと感じた方には「書籍「素直に生きる100の講義」著:森博嗣。読みやすい見開きエッセイ!」で紹介した本がおすすめです。