書評「自由をつくる自在に生きる」の感想|自由に生きるためにすべき事とは?

 

『自由をつくる 自在に生きる』は自由とはなにか?人はどれだけ支配されているかを教えてくれる本です。

 

著者はミステリ作家の森博嗣。最近はエッセイも書いています。

純粋な物言いが多く、読む人によっては「厳しい・偉そう」と感じるかもしれません。

 

『自由をつくる 自在に生きる』を読めば、

  • 森博嗣の考える自由
  • 支配とは何か、支配にはどんな種類があるか
  • 自由を手に入れるためには何をすればいいか

を学べます。

 

自由に生きたい人、現代社会に不満を感じている人、自分の人生は不自由だという人におすすめの本ですね!宗教本ではありませんよ




森博嗣の考える自由

自由とは「自在」あるいは「思うがまま」であり、要するに「自分の思いどおりになること」である。

 

著者森博嗣の言う自由とは、思い通りになること、です。

そんなの当たり前じゃないかと思う人もいるでしょう。

しかし良く考えてみると、人生において思い通りに出来ることは数多くありません。

 

そこでまずはどんな不自由(支配)があるのか、見ていきましょう。

 

他者からの支配、社会からの支配

学校へ行かなければならない、仕事をしなければならない、というのも支配の一つに違いない。

腹が空いたというのは肉体的欲求である。つまり食欲は身体による支配なのだ。

 

そう考えると世の中支配だらけじゃないか!と思うかもしれませんが、実はそうなんです。子供は親の支配を受けるし、親は子供の支配を受ける。

しかしそれが悪いことだと言っているのではありません。

 

事実として支配されているよ、と教えているだけです。

 

そこでもし不自由な自分に気づく、自由を獲得したくなったらどうすればいいのか?

答えは次の章で明かされます。

 

自由を手に入れるためにはどうすればいいのか

自由は思っているほど楽ではない。自分で考え、自分の力で進まなければならない

 

初めに言っておきますが、自由を獲得するのは楽なことではありません

不自由さを認知して、自由と向きあい、自分で考えなければならないからです。

 

そこで質問です

 

あなたにとっての不自由・支配とはなんでしょうか?

仕事?家庭?親?お金がないこと?

 

まずは自分が何に支配され不自由さを感じているのか、考えてみましょう。

 

私の場合は、「世間の目、就活していないことへの罪悪感、働かなければならない常識」に支配されているような気がします…。

克服し自由を手に入れれば今より生きやすくなると思います。

 

では次に、支配にどう対処をすればいいのか。

 

『自由をつくる 自在に生きる』では、

その場その場の判断でバランスをとりつつ、自分の意見を周囲に伝え、自由の根回しをする努力を続ける

と述べています。

 

抽象的すぎて何を言ってるのか分からないので、例を見てみましょう。

 

例えば嫌な会議に出席していたら、なぜそれが嫌なのかを考えて、その点を周囲に伝え改善して貰いましょう。

 

そんなこと言えるかい!と思うかもしれませんが、伝えなければ現状が変わることはありませんとのこと。

 

自由を手に入れたい、支配から逃れたいと思うだけでは自由は得られないのです。

 

だから少しずつ、出来ることから行動を起こすことが大切なんですね。

 

その他、自由を得るためには、

  • 先入観に囚われない
  • みんなと一緒をやめる
  • 思い込みを捨てる
  • 無心になる
  • 人に相談する

といった行動を起こすといいとのこと。

 

私の場合だと、

  • 世間は厳しい、自分は社会では通用しないという思い込みを捨てる
  • なぜ就活しないといけないのか考える
  • 働くのが嫌なのではなく、嫌いな働き方をしたくないだけ→やらなければいい

でしょうか。

 

そう思うだけでちょっと心が楽になり解放された気がします。

 

しかし大切なのは行動すること。

 

あれが欲しい、これが欲しい、こうなりたいと言うのは簡単です。

大切なのは、どうすれば手に入れられるのか考え、行動することです。

これが出来なければ何も獲得することはできません。

 

ということで、私は思い込みを捨てて、更なる不安に支配されないように、生き方や仕事について考え直そうと思います。

 

不自由だと思いながら生きるより、自由を求めて生きてみたい

 

まとめ

 

『自由をつくる 自在に生きる』をまとめます。

  • 自由とは自分の思い通りにできること
  • 支配は何も悪いことばかりではない
  • 自由を手に入れたかったら考え、行動すること

 

その他本書では、身近に忍び寄る支配、自分への支配、支配に対するレジスタンスについても述べています。

自由であることに興味を持った方はぜひ読んでみて下さいね!

 

私も自分の生き方について再考するため、『自由をつくる 自在に生きる』を読みこみたいと思います。