OODAループとは?PDCAとの違い、おすすめ本3冊を紹介!

OODAという言葉、ご存知ですか?

OODAはアメリカ空軍の軍人によって生みだされた判断の理論です

PDCAより判断を早く下すことに重きを置いている理論で、このページではOODAとは何か?、PDCAとどう違うのか、OODAに関する書籍についてお伝えします

OODAについて知りたい方はぜひ参考にしてください

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ODAAとは?

OODAとは指揮官のあるべき意思決定プロセスを分かりやすく理論化したもの

みる:監視、観察(Observe)

わかる:情勢判断、見当づけ(Orient)

きめる:意思決定、決断(Decide)

うごく:行動、実行(Act)

4つのサイクルを繰り返すことで健全な意思決定を実現するというものです

 

米海兵隊によれば、「OODAループは、 指揮・統制手順であり、大規模な軍隊であっても、どんな2者間の紛争にも適応できる」そうです。

OODAの段階

 

・観察(Observe)

敵や問題を発見し、観察する。OODAはここからスタートします。

情報を認識し、共有することが大切で、観察はこの後の意志決定の判断基盤になります。

いかに早く状況を把握、観察するかがカギです。

 

・分かる(Orient)

固定観念を捨て、事象を理解することが次のステップです。

観察したものを正しく理解することで的確な決定が下せます。事象や問題を認識しても理解を誤れば間違った結論を出したり、不的確な決定を下していまう恐れがあります。

 

・決断(Decide)

分かる(Orient)で得た理解を元に決断を下します。決定事項がステップ1,2をきちんと踏まえたものか、論理性があるかが重要です。

例えばアイディを進めるか、まだ精査するか、行動の順序および採用すべき手段などを決めます。

 

・動く(Act)

最後に行動(act)します。ステップ3の決断で採択した判断に即して行動することが大切です。

行動を終えるとステップ1の観察に戻ります。

 

PDCAとOODAは何が違うの?

 

Amazonで購入できるPDCAサイクルの書籍8冊!」記事でも簡単に説明していますが、PDCAはプラン(計画)が初めに来ます。

計画を立てて行動し、評価し、改善案を考えるがPDCAですが、OODAでは観察が初めに来ます。

つまり、すでにあることを改善していく、という事です。

OODAループは空軍で生まれた理論ですから、現場を起点にしています。臨機応変な対応を求められる現場で、最高のパフォーマンスを発揮するためにはPDCAサイクルではなくOODAループを回す方が最適です。

自分の現状や目標に合わせて、PDCA、OODAどちらを選ぶか決めましょう。

OODAに関する書籍

OODAに関する書籍はとても少ないです。

ここでは2冊ご紹介します。

ドイツ電撃戦に学ぶ OODAループ「超」入門

現実社会は想定外のことが起こり、膨大な情報が飛び交います。
合議制やピラミッド型の組織や、PDCA方式では対応できないこともあります。

だからOODAループのような変化に対応できる仕組みが求められるのです。

 

OODAループ理論の基本、そしてOODAループの発案者であるボイド本人がOODAループの理解に最適と指摘した、第二次世界大戦の電撃戦を例にOODAについて解説している本です。

ビジネス書というより戦術書としての面が大きいです。

アマゾンunlimitedの方は無料で読むことができます。

 

米軍式 人を動かすマネジメント

OODAの重要性を解説した一冊です。

ただし著者の文章力不足の為分かりにくい文章となっています。

OODAが素晴らしいマネジメントサイクルであり、PDCAより柔軟性が求められる、という点は理解できますが、じゃあどのようにループを回したらいいのか?までは理解しにくいです。

アマゾンで試し読みをすることができるので、文章について気になる方は3ページほど読んでみるといいでしょう。

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「すぐ決まる組織」のつくり方―OODAマネジメント

11月8日発売の最新書籍です

「OODAループ」をビジネスの現場に導入・応用するための初めての入門書となっています

日本型組織が陥りがちの12の症状を取り上げ、解決策として、OODAループによる組織の成功原則を紹介しています

最新のOODAループビジネス本が欲しい方にオススメです

まとめ

OODAループは臨機応変さが求められる理論です。

なのでどっしり構えて計画を練る時間はない、まずは実行して、それから改善していきたい方はPDCAではなく、OODAループを回すといいでしょう。