VRchat

VRChatで気を付けるべき7つのこと!マナー・注意点をざっくり紹介

2024年夏より再ブームとなっているメタバースSNSゲーム『VRchat』。筆者も最近ドはまりしまして、プレイ時間が2カ月で600時間を超えました。Meta Quest 3も購入済みです。

今回はVRchatを最近始めた方向けに、気を付けるべきポイントやマナーについていくつか紹介します。VRchatには独自の文化が根付いているため、郷に入っては郷に従えということで留意しておきましょう。(筆者も何回かやらかしてしまいました……)

VRChatで気を付けるべきこと

使用するアバターは考えよう

VRChatで気を付けるべきこと

VRchatでの楽しみのひとつが、自分の容姿(アバター)を好きに選べること。初期ホームワールドにもペデスタル(色んなアバターが表示されている画面)が設置されていますよね。また、日本語話者向け集会場「FUJIYAMA」にもコピー可能なアバターシステムが置いてあります。

これらで使用できるアバターは権利関係がしっかりしており、どこで使用するにも問題はありません。しかしVRchatでは、有名ゲームのデータから盗んだ版権アバターや視界ジャックなどを積んだ危ないアバターが存在しています。

仲間内で楽しんで使用する分には問題ないかもしれませんが、(かなりグレー)パブリックで使用するのはやめた方がいいでしょう。アバターによっては荒らし認定されてキック投票されたり、声をかけても無視されることがあります。

最近ではパペットスンスンというキャラクターのアバターを使い卑猥なことをした動画がTwitterにアップされ、スンスン公式が苦言を呈す問題がありました。

筆者のフレンドの中には権利アバターだと知らずに使用して、他人に怒られてしまったという方がいます。また筆者自身も海外のアバターワールドでそこらへんのアバターをコピーしたところ、VRchatがクラッシュしてしまいました……。

アバターミュージアム

危険を冒さずに安心安全にVRchatを楽しみたい方は、アバターミュージアムというワールドがおすすめ。ここにあるアバターは誰でも安全に使用することが可能です。その他のおすすめアバターワールドは別の記事で紹介します。

銃や刀などの武器を相手に使用する・勝手に頭を撫でる

ゲームをよくプレイする人は、銃や刀などの武器を相手に向けることに何の抵抗もないことでしょう。しかしVRchatをVRでプレイする人の中にはV感(ファントムセンス)を持って入る人がいます。筆者もV感があるのですが、そういった人はVR世界で触られると、現実世界でも触られているように感じてしまいます。(頭を撫でられると、ほんとうに撫でられているように錯覚してしまう)

2024年夏にVRchatブームを巻き越したといっても過言ではないVRchatプレイヤーのトコロバさんも、「初めてVRゴーグルをつけて友達のホームワールドに行った時に、いきなり包丁を向けられたんです。~包丁をねじ込まれたという恐怖をちゃんと感じて」とインタビュー記事で語っていました。(MoguLiveより一部抜粋)

相手の体に危害を加えるような真似する際や頭を撫でるような行為をする際は、念のために嫌じゃないかひとこと聞いておいた方がいいでしょう。

フレンドとの距離感には注意しよう

VRchat ステータス オレンジ

筆者の知人の中には、フレンドとの距離感に悩んでオレンジステータス(現在の居場所を隠す)設定にしている人が何人かいます。VRchatはメタバースSNSゲームなので、結局のところ人間関係の悩みとは無縁ではいられません。

断られたのに何度も一緒に遊ばないかと招待を送ったり、嫌がっているのにスカートの中を覗いたりするのは絶対にやめましょう。逆にそういった目に遭遇した場合は、そのフレンドをブロックするのもひとつの手だと思います。放置していると、他の仲のいいフレンドに迷惑をかける恐れがありますから。

とはいえ、人間関係の問題に明確な答えというものは存在しません。フレンドとの距離感について悩んでいる方は、他のフレンドに相談してみるのもいいかと思います。自分なりの解決方法をみつけてみてください。

キプフェル

失敗談としてひとつ。筆者は相手の持ちものを手癖でひっぱたり触ったりすることがあるのですが、フレンドが口に咥えた飴玉の棒が取れないか触っていたところ「止めた方がいいよ」とそれとなく怒られたことがあります。自分はされてもいいけど、相手は嫌かもしれないという当たり前の話なのですが、つい忘れがちなので気を付けたいところです。

個人情報はあまり明かさない

VRChatを始める前に気を付けること

これはあくまで筆者の考えですが、個人情報をホイホイと明かしてしまうのは止めた方がいいと思います。筆者のフレンドの中には、VRchatの問題が現実世界にまで浸食している人がいます……。 現実の家にVRchatのフレンドがおしかけてきた、という恐怖体験をした人もいるとか。また、VRchat内で宗教勧誘や裏バイトの募集をしている人もいるみたいです。VRchatは自衛してなんぼの世界。自分の身はしっかり守りましょう。

相手への配慮を求めたり強要すること

筆者はデスクトップ版でプレイしていた時に、パブリックで出会った人やフレンドによく「VRはいいぞ~」「ゲーム性が全然違う」などVRアピールをされていました。その程度なら全然いいと思います。筆者もただ羨ましいと思った程度です。しかし度が過ぎるVRアピール、マウントはデスクトッププレイヤーにとって煽りにしか感じないかもしれません。ほどほどにしておきましょう。(戒めをこめながら)

また、無言勢にマイクでのお喋りを強要するのも止めた方がいいです。相手には相手の事情があるので、求めたところでマイクを入れることはないと思います。(無言勢の中には仲良くなったら喋ってくれる人もいます。)

食事と睡眠時間には気を付けよう

VRchatが楽しくて食事と睡眠をおそろかにしている人は多いと思います。筆者も毎日10時間以上プレイしているため人のことは言えませんが、体にはくれぐれもお気を付けください。

まとめ

VRchatの主問題は人間関係にあると思います。フレンドとケンカしてグループが崩壊した、という話はよく聞きます。VRchatはどうしても相手との距離感が近いゲームなので、その距離感を見誤ることがないようにしましょう。