可愛い絵だけれど、中身が重い「ちーちゃんはちょっと足りない」
発達障害っぽい女の子ちーちゃんは真っすぐで優しい子ですが、その親友小林ナツは自己保身に走りがちです。
でもそれは人から認められたいから、今より幸せになりたいからです。
読者の9割がナツの心情を理解できるんじゃないでしょうか。
それだけにラストは涙が出るほど、読者の心臓をえぐりにきます。
このページではちーちゃんはちょっと足りないのあらすじ、感想、その他のおすすめ鬱マンガを紹介します
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ちーちゃんはちょっと足りないのあらすじ

ちーちゃんはちょっと足りない中学生。テストの成績は悪いし、掛け算も苦手。
話すことは支離滅裂で言葉が足りない。なにを言っているのか分かりません。
なので読者の中には「ちーちゃんは発達障害ではないか?」と考察する人もいます。
物語でははっきりと明言していませんが、マンガを読むとそうかもしれないと思うシーンが多々あります。
でも親友の小林ナツ、旭はちーちゃんのよき理解者です。
ちーちゃんをからかったりするけれど、友達として3人は仲良しです。

しかしナツとちーちゃんは貧乏、旭はお金持ち。
そのことでナツとちーちゃんはお金を欲します。
そしてある日事件が起きます。

ちーちゃんがお金を盗むのです。でもちーちゃんは盗みが悪いことだとは思っていません。幸せになりたいからただ取っただけなのです。
ナツはそのお金を二人で分けて、秘密の事にします。
勘のいい旭はお金を盗んだもう一人の人物がナツだと気づきます。旭はやや高圧的にお金のことを尋ねますが、ナツは嘘をついてしまいます。
感想・考察

盗みを働いたちーちゃん。そのおこぼれを貰ったナツ。
悪いことをした二人ですが、ちーちゃんだけが反省し友人を増やします。

ちーちゃんは「ちょっと足りない」状態でも幸せになれると知りますが、ナツは違います。「ちょっと足りない」事が悪いこと、嫌な事だと思い続けるのです。
ナツに感情移入してしまうだけに、本作は読む人の心を殴り殺しに来ます。
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人間が生きる意味、私が生きる意味、戦うことなど、意外と泣けるマンガです
ちーちゃんはちょっと足りないのまとめ

鬱マンガとも呼べる「ちーちゃんはちょっと足りない」
自分の弱さを再認識させて、絶望感を与えるマンガなので、落ち込んでいる時には読まない方がいいかもしれません
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